クマコロ日記

WEBサービス関係の仕事をしてます

人を見る目が無い人って、本当に多い。

 

人を正しく見れないと、損をするのは自分自身だ。だから、人を、正確に見極めようと努力する。

 

だけど、人を見る目が無い人っていうのは、本当に多い。

 

人は、表面的に口で言っている事と、心で思っている事は異なっている事の方が多い。

 

例えば、本当は、○○というものが欲しいけど、自分に自信が無いし、自分には相応しくないと思うから、「欲しくない」と言ったりする。心の底では本当は、その仕事をやりたいけど、皆がやりたいから、自分は遠慮してやりたくない、と言ったりする。

 

もしくは、自分自身に弱さが有るのに、それを隠す為に、強く見せたりするような言動を取る。

 

他にも、本当は出来るけど、わざと出来ない素ぶりをすることだってあるし、又、本当は出来ないのに、出来る素ぶり(かっこう)を見せる人もいる。また、出来ていると思いこむ人もいる。

 

自分は、そんな裏表は無くて、単純だ!と思う人であったとしても、それは、自分を見えていないだけ。

 

表面的に見える事をそのまま、鵜呑みにして、あの人はこう言う人だな、と、レッテルを張る人は多い。でも、これって、人を見る目に関してあんまり能力が有るとは言えない。

 

口調がおっとりしていて、柔らかく、一つ一つのコミュニケーションに於いて、スパスパと返事をしたり、気のきいた受け答えを瞬時にしないからと言って、その人が、のんびりしている人だとは限らない。その人の人生を総合的に見て、何をやってきたのか見たら、ハードルの高い事をしてきている場合だってある。

 

又、逆に、口調がきびきびしていて、一つ一つのコミュニケーションに於いて、スパスパと返事をして、気のきいた答えを瞬時にしているからといって、その人が、のんびり屋では無くしっかりした人であるということは限らない。その人の人生を総合的に見て、何をしてきたのかを見たら、ハードルの低い事をしてきているだけだったりする。これって、ある意味で、のんびりしている。

 

自分が注目して、注意している事を、他の人は出来ていないからといって、その人が能力が足りないと結論づけるのは、本当に人を見る目が無いと感じる。

 

人を、自分の狭い尺度で判断し、この人は出来る、出来ないとレッテルを張って、出来る人からの意見は聞きたいけど、出来ない人からの意見は聞きたくない、と言うスタンスでいると、

 

他者から何も学べないし、自身の成長はそこで止まる。