クマコロ日記

WEBサービス関係の仕事をしてます

決断についてとか、社内制度についてとか、色々。

<決断に付いて>

 

最近、短時間に決断しないといけない状況に追い込まれることがあって、次からもそういうことが起こったらどう対処をするべきなのか?準備をしておかないと、と思う。

 

※短時間で決断しないといけない状況というのは、例えば、負担が結構大きい重要な決断なのに、迷っている暇が無い、という状況。

 

で、自分の中で、すっきりと納得していないことは、最短で決断しない方が言い。よく考えないで流されたらそれこそ大損害を出してしまう。チャンスは逃すかもしれないけど、負担が有り、且つ、迷う様な決断ならNOと言った方がいい。

 

で、すっきりしないものというのは、決断が本当に微妙で、一見、正しくて納得してしまう様な提案や、常識でまかり通っている様なこと。だけど、微かな引っ掛かりを覚えたなら、安易に回答してはダメだということを肝に銘じておかないと。  

で、こういう状況というのは、行き成りやってくるもので、心の準備が出来ていたらそれなりに対処できるのだけど、そうじゃないんですよね・・・。

 

<社内制度について思う事>

・頭脳優秀で、身体も頑丈、人生に於ける様々な不利な条件、負担を抱えていない人達だけで組織し、そういう人達だけしか受け入れられない社内制度というのは、はっきり言って、しょぼいな~と思えてしまう…。

 

思うのだけど、例えば、

難易度1から、難易度100の宿題(問題)がそれぞれ100個あって、その難易度が異なる宿題を、100人のプレイヤーに、それぞれ渡されるというゲームがあるとする。100人は、異なる難易度の宿題をするわけなのだけど、どの難易度の宿題をやるかは、100人のプレイヤーで相談しあって選択することができる。

 

同じ難易度は、一つもないわけだから、欲しい難易度の宿題が、他のプレイヤーと被れば、競争して取りに行くか、または、譲りあわないといけない。

 

そうした時に、難易度1のレベルが低い宿題を取りに行こうとする人は多い。そして、宿題を簡単にクリアして悦に浸るプレイヤーも多い。「どう、私できたでしょ?問題を一番のりで解けたわ!」という感じで・・・。

 

でも、それって、別の角度から見る人には、ものすごく「しら~~~」としてしまう…。それは、レベル1を解いただけでしょ?って。

 

実際に、プレイヤーは、その課題を解決する為に、乗り越える壁が低かった為に、学びんだことが少なく成長出来ていなかったりする。

 

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条件の良さは、有れば、有ったに、越した事はないけど、それを最優先にすべきじゃないし、不利な条件は引き受けて、それをどう改善して壁を乗り越えていくこそかが重要だと思う。そこに、強みが生まれるのだから。

 

不利な条件を、プラスに変えられれば、それは最強の強みになる。これは誰にも真似できない。逆に有利な条件は、一歩間違えるとマイナスにもなる。同じ条件を揃えたものに、すぐに真似されちゃうから。

 

技術力というのは、マイナスをどれだけプラスに持っていけるか?ということでもある。-100を、+100に持ち上げることは、技術力がある。だけど、元々、+90を持っていた人が、プラス100にするというのは、+10しか付け加えていないことになる。これって、技術力が有るとは言えないと感じる。

 

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また、何かを作りあげ達成するために、最高の条件を揃えて作り上げることは、例えば、こういうことだとしか思えない。

 

例えば、高級食材を揃えれば、調理の腕が下手くそでも、そこそこの美味しい料理ができる。だけど、食材が安いのに、美味しい物を作れるのは、本当に料理の技術が有るのだといえる。

 

で、条件の悪い中で、すごい物を作れる人に、理由もないのに、高級食材を使った方がいい、と言う助言は、今よりも、レベルを下げた方がいいと言う助言を言っている様にしか聞こえなかったりする。その高いコストを支払って、現状よりもより良いものが作れる保証はなにもないし…。

 

 

その高級食材をどうしても必要だから、使うというのなら良いけど、必要もないのに、単に、より良いものができそうな感じがするだけで、高級食材を使うというのは、コスト増になるだけだ。