「それは失敗する!」という人に対して、私は逆に「そっちの方が失敗するでしょ!」と度々思えてしまう。
だけど、私は今まで、思っている事を上手く言えずに、「そうだよね~、失敗するよね~。ホント、気おつけるよ。」と、曖昧に言ってきた現実がある。
で、実際には、口で言うのとは裏腹に、全く、気をつけていなかったりする。それは、納得していないからだ。
私は、自分の人生を振り返ってきて、
「それでは失敗するぞ!それは間違っている!」と世間からNOを言われ続ける現実だった。だから、長い間、理解の無い現実の中で、一人戦い続けてきた道を歩んできた。
だけど、時間が立って、蓋を開けてみると、私に、「それでは失敗するぞ!こっちのやり方をやれ!」と言っていた人の、そのやり方が、ことごとく失敗している。
なので、私は、次からは、「そのやり方は失敗するぞ!」と言ってくる人に、こう言い返さないといけないのかもしれない。その人の為にも…。
「私はそうは思わない。失敗するということが納得できないので、
失敗する理由をもっと論理的に説明して欲しい。それが分かれば、納得できる。
論理的に説明して欲しいというのは、例えば、こういうことでも構わない。
自分が経験して失敗したから、というもの。これなら説得力がある。
で、そう言ってくれるのなら、じゃあ、その時、なぜ、その方法が失敗したのか?より詳しく分析することができる。失敗した原因はもっと他にあるのじゃないの?とかね・・・。失敗の理由を切り込んで行く事が出来る。
また、経験上、それは難しい、というのであればそれは説得力がある。経験者が難しいと言っているのだから、難しいのだなと、疑い様もなく事実だろう、と思う。だけど、その経験者は、十分な積み重ねを積んだ上でのチャレンジだったのか?とか、想う所は色々あるけど。
ただ、漠然と、失敗しそう!というのでは、説得力が無い。また、成功者が言っているから、というのも論理的じゃない。股聞きだし、伝言ゲームで、間違った解釈をしている可能性が高い。人間は、自分に都合のいい様に解釈する。
成功者自身が、失敗する理由を、論理的に説明できるのなら、
それは論理的で説得力が有るといえる。」
なぜ、論理的でも無いし、経験もないのに、「そのやり方は間違っている!」と言えるのだろうか…?(世間の常識と違うから?で、その常識が誰が作ったの?と言えば、声が大きいだけの非経験差の肩書だけ在る人なんだよね…?)
世の中の風潮に流されているだけの、論理的でない意見に流されてしまうと、大失敗してしまう。これは、肝に銘じておかないといけない。
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ちなみに、「そうだよね~、失敗するよね~。ホント、気おつけるよ。」と、曖昧に言ってきた、というのは、生い立ちが、自分の意見を言えない環境だったからだ…。
こんな性格だから、
たまに相手が「理解した?」
「じゃあ、何を理解したのか?言ってみてよ!」と切れてくる人もいる。
そう言う人は、他人が想う様に成らずに、イラつくのだろうけど、
自分に説得力が無いという事実を理解して、受け止めたらいいのに。
口では理解している様な素ぶりを見せても、理解してくれていないと分かるのなら、
理解してもらえるように、務めらいいのに。
世の中には、反発して率直に反論出来る人もいれば、上手く反論出来ない人だっている。それは人によって違う。口答えを絶対させない様な人の場所で育ってきた人は、
ついつい癖で意見が言えない。それって人生で積み重ねてきた習性になっている。
それにイラついて自分に合わせて欲しいとダダをこねるんじゃなくて、説得できる様な、意見を言うべきだと思う。ただ、曖昧にしているのも、このままでは余り良いとは言えないけど・・・。
論理的に説明できない人間が、怒りでもって人をコントロールしようとするけど、
それは、表面的にその場だけでコントロール出来ただけだ。